7月13日 リエゾン地域福祉研究所代表 丸山法子さん

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今週もまたまたエネルギッシュな女性をお迎えしました。
人生一世紀時代に安心して暮らせる社会作りを目指す「リエゾン地域福祉研究所」代表の丸山法子さんです。
「リエゾン」とはフランス語で「つなぐ」を意味するもので、人と人、地域と地域をつなぐことをしていきたいという願いが込められています。
丸山さんは、これまで社会福祉の業界で様々な経験を重ねてこられました。
在宅介護支援センター相談員、広島県社会福祉協議会では地域福祉課長と県ボランティア所長として県内各地の地域福祉に携わってこられました。
現場では思いもよらない場面に出くわす事もあったようですが、持ち前の度胸と行動力で乗り越えられました。
組織で培われた経験に自身の強い思いを加え、もっと出来ることをしていきたい、もっとイメージする理想に近づきたい・・・そして何よりも自分自身の人生に妥協と後悔をしたくはない、そんな思いが丸山さんを起業へと踏み切らせました。これからの高齢化社会、私達が人生をまっとうするために、福祉の世界に求められることは数限りなくあります。現実を目の当たりにして戸惑う人々の手助けが出来るシステム作り、人材育成などその課題は山積みです。
丸山さんは福祉の持つイメージを一新して、老若男女問わず誰もが生きることを楽しめる地域づくりを目指します。
「どうせ」「今さら」などと投げ出してしまうことなく、壁にぶつかった時にも
周りを見回せば、助け合える人、理解し合える人がいてくれる社会。
あたたかいつながりのある社会を作りたいと奮起されています。
まずは介護者のコミュニケーション能力のアップ、スキルの向上、お世話をするというイメージから、相手の人権を尊重できる人材作り・・・と余念がありません。丸山さんのスタジオでのはつらつとしたお話ぶりからは、福祉業界への明るい光を見出せたような気がしました。
一般社団法人 リエゾン地域福祉研究所
http://www.liaison-japan.org/index.html