7月6日 学習塾・24時間託児所経営 徳永雅子さん

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待機児童問題など、働くお母さん達が子ども達を預けられる場所を求めている時代。今回のゲストの徳永さんはそんなお母さん達の要望を24時間託児所「ママ&ベビーサポート」として実現、今春オープンされました。
28歳で東広島市に小学生から高校生までの学習指導を行なう個別指導学習塾「修猷学館」を開塾され、以来地域の子ども達の成長を見守ってこられました。
ご自身が学生時代アルバイトとして塾講師をしていたことがきっかけとなっての開業だったそうですが、塾を経営する中で、子ども達の事だけではなく子どもを抱える親の悩みや大変さを知ることになりました。働く母親が増え、子どもと接する時間がなくなった為か、しつけの行き届かない子どもが増えたように感じることもあるそうです。塾での指導も勉強はもちろん、鉛筆や箸の持ち方、挨拶まで教えていくという状況にとまどいを感じながらも子ども達のために・・・とその気持ちは親同様です。
しかし「三つ子の魂百まで」ともあるように、本当に大切な時期は学校に上がるまでの時期。徳永さんは仕事を持つ女性のひとりとして「自分が親になったとき、どんな環境で子どもを育てたいか」と考えた際、核心持てる場所が見当たりませんでした。そこでオープンしたのが「ママ&ベビーサポート」託児所。お母さん達の状況に理解を示しながら子ども達が安心して過ごせる場所を作られたのです。
子どもがどのように育つかは親の子どもに対する接し方によって大きく左右されるものです。「子どもが何を考えているのか、子どもの声にしっかり耳を傾けてほしい・・・」そして子育て中の親たちを少しでも支えられるように、共に育てる「共育」という考えが地域全体に広げていきたい。これからの社会を担っていく子ども達をみんなで育てていけたらと徳永さんは願っていらっしゃいます。