今回のゲストは広島国際大学 医療福祉学部 医療福祉学科において教鞭をとられている眞砂照美さんです。学生達と共に、大学で日々福祉におけるより良い環境作りとは何かについて考え活動されています。
また、これまで20年にわたり障がいを持つ子ども達のご家族の支援も社会福祉士としての行なわれています。
以前、盲学校で重い障がいの子どもを担任したことが第一歩となり、その後子どものお母さんと電話でやりとりをするうちに「悩みを抱える家族に対し何か役に立ちたい」という思いが生まれ佛教大学通信制に編入。社会福祉士の国家資格を取得されました。現場で多くの人と出会い、様々なケースを知ったことでより深い知識の必要性を感じられたのかもしれません。
障がい者への環境は少しずつ整っているのかもしれませんが、現状はまだまだ充分とは言えません。家族だけでは抱えきれない問題を地域や社会がもっと積極的に手を差し伸べ、誰もが当たり前に行動できればどんなに素晴らしいでしょう。また心配事を相談できる場所、必要なサービスを受けられる場所をより充実させることも必要です。
NPO法人 児童発達支援 放課後等デイサービス事務所「ともだちひろば にんな」では子ども達の特性や個性をいかしたふれあいを指導者を含め皆で考える場所のひとつで、眞砂さんも積極的に関わっていらっしゃいます。
垣根のないバイリアフリーのつながりを結んでいく為に、支援を必要とする立場、手を差しのべる立場の人々の理解と交流をより深めていくために、後進の指導、現場との橋渡しにこれからも努められることと思います。
広島国際大学では来春 保育学専攻(医療福祉学部 医療福祉学科)が開設される予定です。ここからまた、志をもったたくさんのプロが生まれるはずです。
2012年10月27日(土)13:30~
セミナー 「これからの保育を考える~家庭の役割・保育者の役割~」開講
【お申し込み・お問い合わせ】
広島国際大学 医療福祉学部事務室 電話0823-70-4611(託児コーナー有)
http://www.hirokoku-u.ac.jp
9月28日 広島国際大学医療福祉部教授 眞砂照美さん
2012年9月28日 10:28 AM
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