比治山大学短期大学部美術科にマンガ・キャラクターコースが4月より開講します。そこで専任教員を勤めるのが久保直子さん。
久保さんは大好きなマンガについて技術や知識、情報はもちろん人材育成にも早くから興味を持ち、大学でマンガを学びながら中高の美術教員免許も取得。マンガ作画指導、専門学校の講師も経験されています。また携帯コミックのデータ作成、様々なマンガ家のアシスタントも担当され現場での経験も豊富です。マンガの総合文化施設「京都国際マンガミュージアム」ではマンガの実演やワークショップなども行いマンガを広く伝える活動にも積極的に携わってきました。つまり、マンガのことなら何でもお任せ!というマンガ博士と言えるかもしれませんね。
子どもの頃「マンガなんか読んでないで勉強しなさい」と言われた人も多いようですが、今ではマンガが学問として認められている時代。マンガを通じて学生達に何を伝えるべきかを模索しながら教員として勤められています。
マンガは特にマニアな人だけのものではなく私達の身の周りには、広告、Webサイト、ブランドとのコラボレーション商品など様々な形で目にします。
番組内久保さんのお話にもありましたが、世界三大マンガというと日本アジアのマンガ、アメリカのアメコミ(アメリカンコミック)、フランス圏のバンドデシネ。と言われるほど日本のマンガは世界的に見ても名高いものの一つです。
スタジオではアメコミ、バンドデシネも見せて頂きましたが、特色はそれぞれにありますが、色・描写・言葉・ストーリー展開などその繊細さはやはり日本のマンガがピカイチ!と感じました。まさに、日本の誇るべき文化です。
学生達には「マンガにまつわる仕事が沢山あることを知ってもらい、自らの道を切り開いてほしい。∞のマンガ表現と文化のおもしろさを知り、いろいろな世界と出会い、自分の未来に繋げていってほしい」と久保さん。
マンガを通じて久保さんと学生さん達の心の距離も近づいていくのでしょうね。
教え子さんから若きマンガ家が誕生することにも期待したいところです。
客員教授「こうの史代」先生の作品「この世界の片隅に」
アニメーション映画化決定!関連イベントについては
比治山大学HP→http://www.hijiyama-u.ac.jp/まで
2月1日 比治山短期大学美術科マンガ・キャラクター専任教員 久保直子さん
2013年2月1日 10:28 AM
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