2月22日 パインコーンズ代表 藤井ちえさん

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「大竹市を女子目線で町づくり」をキャッチフレーズに結成されたPiNE CoNeS(パインコーンズ)。パインコーンズとはまつぼっくりの意味。「ひとつひとつの種が飛び立っていくように一人ひとりが輝いてほしい」という思いで名づけられました。ゲストの藤井ちえさんを含め、大竹市にゆかりのある女性個人事業主6名で結成されたエネルギッシュなグループです。6名の女子達はそれぞれに得意分野を持ち、藤井さんも本職はWEBデザイナー、他にもグラフィックックデザイナーやライフスタイルコーディネーターなど、それぞれのスキルを生かしアイデアを出し合ってイベントの企画・運営を行っています。
きっかけは2011年の10月に開催された雑貨市「デアイマルシェ」。900人の来場者があったことから、このイベントで出会った人達との縁をもっとつなげていきたいという思いからでした。集まった女子達は「雑貨市をやりたい!」また宮島と錦帯橋の間で「通り過ぎる町」と言われる大竹市に女性が喜ぶイベントを開催することで、活気を呼び込みたいという願いを持ち、その後も様々なイベントを企画。大竹市の山間部の私有地の森を利用してヨガとカフェランチを融合した「森ヨガ。森かふぇ。」や大竹市のお店を女性目線で紹介した「おおたけぐるりmap」の製作など町の持ち味を生かしたイベント企画は大竹市に新しい風を吹き込んでいます。
昨年秋に行われた第2回の「デアイマルシェ2012」では、なんと2500人の来場者数を記録。山間部の廃校になった小学校舎を利用して大竹市にゆかりのある雑貨作家にこだわった雑貨市は驚くほどの盛況ぶりでした。
日頃はのどかな山間道に当日は車の渋滞、途中の民家では地元の人達が庭を提供してくれたり、「どんなお祭りなのか」と紙幣を握りしめてくる近隣のご年配の方々。地域の方々とのふれあいと協力をより感じられた一日となったそうです。過疎化や高齢化を理由とすることなく、縁あってそこに住む若い人達が知恵を出し合い、自分たちの町を盛り上げていこうとする姿にはとても共感を覚えました。「ステキな場所づくりは自分たちの手で…若い人達に諦めないでほしい…」これからも、パインコーンズの小さな種が、あらゆる人の心にたくさんの花を咲かせてくれることでしょう。
3月30日、31日「ランチクロスとポットマット展」開催
大竹市晴美 ゆめタウン大竹西隣 旧ステーキハウスKIKIにて
詳しくは→http://www.pine-cones.org/