「キネステティクス」ってご存知ですか?
「動きの感覚」を使った「動きの学習セミナー」と言われているもので、キネステティクスに基づいた動作は医療・福祉関係の世界でも、介助する側・される側のツールとして利用することが出来ると今注目を集めています。
このキネステティクスを広く伝えるため(株)CARE PROGRESS JAPAN代表取締役として精力的に活動されている中本里美さん。看護師として長年勤務され、これまでアメリカのクリニックにおいてETナースの研修も受けられてこられました。帰国後に高齢者のスキンケアや排泄ケアに興味を持ち、また自身も体を壊してしまった経験から看護や介護の教育内容に疑問を感じている最中会ったのがキネステティクスでした。ドイツ語圏ヨーロッパでは40年以上に渡って発展してきたキネステティクスを日本でも広げたいと、教師を養成する為2人のアメリカ人創始者の所属する会社と契約。日本で唯一の創始者認定キネステティクスココースを提供出来る環境を作りあげました。
高齢者社会では人を介助する場面が必然的に増えてきます。支えたり、起こしたり、持ち上げたりと介助者の負担も大きく腰痛などの問題にもつながります。キネステティクスに基づいた動作は「相手を抱えない」「持ち上げない」こと。その人の中にある動きの資源を利用し介助者の健康障害リスクを下げ、介助される側の健康増進にもつなげていく方法です。
これまでも多くの人がベーシックコースを受講され、いろいろな気づきを得て人をケアする際の楽な方法を学ばれています。
動きがよくなるとおむつの数が減るなど被介助者にも変化があり、日常生活の中にも小さな喜びが生まれてきます。
看護師、介護福祉士、ヘルパー、作業療法士、理学療法士など仕事に関わる人達にはもちろん、多くの人に知ってほしいと体験会なども積極的に行われていきます。家族の介護は誰にも訪れる可能性があります。その時の為に少し勉強しておくことの必要かもしれませんね。
★現在東日本大震災の被災地介助者を支援するための
教育資金募金受付中
多くの皆様のご協力をお願い致します。
その他体験会、教師養成コースについてのお問い合わせ
(株)CARE PROGRESS JAPAN→http://www.careprogress.co.jp
6月14日 CARE PROGRESS JAPAN代表 中本里美さん
2013年6月14日 10:28 AM
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