8月30日 キャンドル作家・デザイナー チエミ サラさん

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キャンドルにあかりを灯し過ごす時間…ステキですね。
でも誕生日、結婚式、クリスマスなど特別な日にしか使われてないようにも思います。
ゲストのチエミサラさんは、そんなキャンドルの「非日常」を「灯日常」になるよう「食べる時に灯し、食べ終わったら消す」というライティングコンセプトで食卓の上を灯すキャンドルを提案しているキャンドル作家さんです。
デザインされるキャンドルはとてもシンプル。大小様々な円柱型、グラスや瓶に入ったものなど、色合いもカラフルというよりは少しくすんだ味わい深いものです。
可愛い形をしたものはもったいなくて、灯すより眺めて見ることが多いという私に「キャンドルを灯すことはキャンドルが育つこと」とチエミさん。灯せばロウが溶けていき様々な変化もみられ、時間が経過すると違う表情を見せてくれます。灯してないキャンドルは生まれたての赤ちゃんのままだそうです。
チエミさんのキャンドルがシンプルであるのも「灯してこそキャンドル」という思いからのようです。
キャンドル作家としての道を歩むことになったのは、友人や知り合い(別れそうな夫婦やカップル限定)で「たまには灯してとろみのある会話をしてね」のメッセージを添えてキャンドルをプレゼントしたところ「互いに向き合って話が出来た」「懐かしいキモチを味わった」という言葉が聞かれ、キャンドルが想像以上のアイテムであることを感じたのだそうです。
キャンドルを通じてコミュニケーションをとれるように、灯りを使って人々の遊び場を作りたいと、今では独自で様々なイベントを企画しています。ワークショップも大人気で、誰でも気軽に参加できるキャンドル作り、お店を間借りしながらの販売法など、形にとらわれない自由なスタイルがチエミさん風です。番組終了後、私もお家のキャンドルに灯りを灯してみたくなりました。
チエミさんおすすめの朝食キャンドルやってみたいと思います。
チエミサラ ブログ→http://chiemisara.exblog.jp/
(ワークショップ・イベント情報、キャンドル受注受付)