子どもから大人までジャンルも幅広く楽しめるダンス。三次市にも”プリンセスカーニバル”という女性限定のダンススクールがあります。
三次市出身の岡本真由美さんが「ダンスで町づくりを」との思いで昨年2011年に始められました。現在生徒数は小学生から成人までの18名。同名のダンスグループもあり様々なイベントでステージを踏んでいます。
また親子教室、キッズ教室など出張ダンス教室も行い、老若男女問わずダンスの楽しさを日々伝えています。スポーツクラブでの教室では、60代の女性からマイケルジャクソンのムーンウォークを教えてほしいという声もあがるほどの盛り上がりぶりです。
岡本さんとダンスとの出会いは高校3年生の頃、大学のオープンキャンパスで「よさこい」を見たことをきっかけに感動し始められました。
大学ダンスサークルのレベルについていくため、個人的にもダンス教室に通いながら人一倍努力をした学生時代。ストリートダンスを中心としながらチアなど様々なジャンルを学ばれました。卒業後は故郷の三次市で就職。しかし地元には若者も少なく、お祭りなど人の集まりそうな場所であっても同年代がいない現実と地域のさみしさを目の当たりにし、どうすれば町が活気づくのかを考えているうちに「ダンス教室」開講へたどりつきました。ストリートダンスが浸透していない三次市での活動だけに、当初は苦労も多かったようですが、老人ホームに出向き高齢者に踊りを教えたり、生徒達の成長ぶりや町の人の反応を見るうちにやりがいを感じられるようになりました。今では知られていないものを知ってもらえることの楽しさを実感されています。
以前は運動や人前で話をすることを苦手だった岡本さんもダンスをはじめたことでその苦手意識を乗り越え、自分に自信が持てるようになりました。多くの人に同じ思いを感じてほしい…と指導にも力が入ります。
将来は三次市からアイドルを生み出したいと夢も広がります。
地元の「三良坂音頭」もサンバ調に変調、岡本さんの振り付けで新たに生まれ変わるなど、三次市は今、若い力がみなぎっています。これからが益々楽しみですね!
三次ダンススクール”プリンセスカーニバル”HP
http://miyoshidance.jimdo.com
10月13日(日)三次市十日市コミュニティーセンター「ふるさと祭り」出演
9月13日ダンス講師 岡本真由美さん
2013年9月13日 10:28 AM
- ゲストウィメンズ