10月18日木を使ったプロダクト、インテリアデザイン

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このところ都会や海外で実績を重ね、その経験を生まれ育った地元で活かしたいと活動している方々をこの番組にもよくお迎えします。
今回は庄原市西城町出身のデザイナー伊藤めぐみさん。
木を使ったインテリア、プロダクト、古材を使ったアップサイクル家具作りなどに取り組まれています。大阪の大学を卒業後、スウェーデンの大学院へ進学し木工家具を専攻されました。木の素晴らしさや、奥深さを知ったことがきっかけで木が大好きになり、木材を使用しての家具作りを本格的に始められました。大学院卒業後もスウェーデンを拠点にフリーのデザイナーとして活動され3年。昨年故郷である西城町に戻られ再活動となりました。
伊藤さんがデザインする作品は、北欧のインテリアに求められる「使いやすい、使い手の立場を考えている、ちょっとユニーク」といった3つの特徴があります。これまでキッチン収納やキャンドル置き、フラワーベース、照明などいろいろ製作されてきましたが、中でもオリジナルデザインの「壁掛けフック」は注目すべきプロダクトです。帽子やジャケット、スカーフなどを掛ける事が出来、鏡が付いているので身に着けた後チェックすることも可能です。また素材には杉や檜を使用、木の持つ風合いはもちろん耐久性、防虫性も期待できます。
また、同じく木製で25センチほどの大きな洗濯バサミ風の作品「ペギー」は、デンマークのデザイン会社に認められ販売される予定です。冷蔵庫に入れなくてもいい野菜を吊るして保管をしたり、日常品を吊るして見せる収納インテリアとしても使えます。日本人のデザインが本場北欧に認められるなんて本当に嬉しいですね。
これからは生まれ育った西城を拠点に様々なカタチのデザインを発信していきたいという伊藤さん。まもなくオープン予定のカフェ隣接のアトリエ&販売所は「誰もが気軽に立ち寄れ、お茶や話を楽しめる場所にしたい」と夢が膨らみます。伊藤めぐみさんデザイン「メグミント・デザイン」の品々が広がり、私達の日常に豊かさを与えてくれるその日を楽しみにしています。
メグミント・デザイン情報
http://cargocollective.com/megumintodesigncom/