4月4日 踊るボランティア田中一座代表 田中順子さん

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ゲストの田中順子さんは踊ること大好き、人を楽しませること大好きという「踊るボランティア田中一座」代表として安芸郡熊野町を拠点に活動されています。
その活動範囲は老人福祉施設や老人会、自治会と幅広く、頼まれればどこへでも駆けつけられます。団員数は30人ほど、熊野・矢野・呉焼山在住の団員が入れ替わり舞台に立っています。
日舞やフォークダンス、銭太鼓、沖縄民謡とこれまで芸能経験をお持ちの皆さんは、それぞれ所属している踊りの会等で使う機会の限られる衣装や小道具を持って参加されます。
スタジオにお持ち頂いた舞台のスナップ写真には、白塗りに粋な着物姿、手ぬぐいを被ったひょっとこ姿など華やかな衣装とメイクで楽しそうに踊る皆さんの姿が写っていました。中でも目を見張ったのが、レディガガのように閉じた瞼に「目」を描いたおかっぴき姿の田中さん。お客様にどうしたら楽しんでもらえるかを常に考えながら衣装やメイク、踊りを準備するというまさに本格派です。
また出来るだけ多くの皆さんに楽しんでもらいたいと、必ず出向いた施設のスタッフさんにもメイクと衣装を施し、一緒に舞台に立ってもらうという観る側と踊る側が一体となって作り上げる「田中一座」ならではの工夫もなされています。もともと幼い頃から日舞に民謡など踊ることが大好きだったという田中さん。こうしてボランティアとして施設を巡り活動をしようと思われたきっかけは、認知症のお母様を看ていた時にお世話になった様々な方達に恩返しがしたいという気持ちからでした。
今ではご主人がプログラムを作り、息子さんも一緒に舞台に立つなど家族総出で活動されています。「お客さんは若い人が出てきたら喜ばれます。若いとお化粧してもきれいなんですよ~私はテープで引っ張って頑張っています!」とおっしゃっていました。しかし田中さんの、みんなを笑顔にというプロ意識には脱帽もの。笑顔は元気の素です!これからもたくさんの人を笑顔にし続けて頂きたいですね。
「踊るボランティア田中一座」
お問い合わせ電話番号 082-854-4870(田中自宅)まで