10月10日 プロテニスプレイヤー 岡崎宏美さん

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広島出身のプロテニスプレイヤー岡崎宏美さん。地元を拠点に国内外の様々な試合に出場する傍ら、所属する瀬野川病院でデイケア参加者にテニスを指導されています。日に焼けた肌と笑顔がまぶしい、とても素敵な女性です。
岡崎さんが硬式テニスをはじめたのは15歳の頃。決して早いスタートではなかったものの、当時読んでいた世界を舞台にしたテニス漫画の影響を受け「テニスで世界へ羽ばたきたい!」という夢に向かい、テニスクラブに通うようになりました。プロの世界は想像以上、試合の勝ち負けによってポイントが異なり、ランキングが変化、それによって試合出場の可不可が決まります。出場不可能ラインにいたとしても、上位選手の休場により突如試合出場が実現したり、ダブルスの際は現地でペア選手を探したりなど、試合会場に行かなければわからないことが多く、時間と気力、体力、そして費用がかかります。
もちろん海外遠征時の宿やチケットは自身で予約。やっとたどり着いた会場で、試合に出場することなくそのまま帰ってくることもあったそうです
そんな現役プロテニスプレイヤーの岡崎さんは、縁あって所属した瀬野側病院でテニスレッスンを行ううちに、スポーツをすることがストレス解消、コミュニケーションのきっかけ作りになるのではと考え、2012年「Hiromi Smile
Tennis」を立ち上げました。年齢に関係なくたくさんの人にテニスの楽しさを知ってほしいと様々なイベントを開催しています。
中でも「ビーチテニス」はおススメです。通常のテニスとは異なり、ビーチバレーサイズのコートで、ネットは170センチ。少し小さめなラケット(パドル)を使用し、ノーバウンドでラリーを続けるもの。このイタリア発祥のスポーツは10年前に日本に上陸しました。潮風と香りを感じながら、水着で、テニスウェアで、裸足で自由に楽しめるビーチテニス。初めての人でも気軽に参加できるので、マリンスポーツをするように楽しめそうです。
2020年の東京オリンピック競技候補にもあがっているようで、今後注目のスポーツといえそうです。無心にボールを打ち返しながら相手とラリーを続ける、言葉はなくでもスポーツを楽しむ共通の「心」がつながっているのですね。
岡崎宏美オフィシャルサイトHP  http://okazaki-hiromi.net/
「Hiromi Smile Tennis」HP  http://hiromismiletennis.net/