今回のゲスト桑田さんは、ボールペン一本で絵を描く活動をはじめたばかりです。ふたりの男の子のお母さんでもある桑田さん。子ども達にベッタリな日々を送る中、ふと「自分は子育て以外に何か夢中になれることはないのか?」と疑問に思ったそうです。しかしやりたいことも、趣味も特になく・・・ただ一日が過ぎていくだけ。そんな毎日に少し嫌気がさしていた頃、子ども達と出かけた公園で絵を描いている人を見かけたことで、「絵なら私でも描ける!」とボールペンを握ることになりました。
実は桑田さん、学生時代デザインの授業中にボールペン1本で絵を描くことを課題として出されたことがあり、そのことを思い出し筆記用具としてボールペンを選ばれたという訳です。
描き始めると夢中になり、ふたりの息子さんの絵をはじめ、ピアノや動物、クリスマスポスターなど様々なものを描くようになりました。
ボールペン画は鉛筆以上に温かく、深みがあり、黒インク一色で立体感が出る。重ねれば重ねるほどに気持ちも入っていくそうです。
瞬きをすることも忘れるほど力が入り、作品が完成したときは達成感と同時に安堵感が一緒になってクタクタなのだとか。
「ボールペンの持つ性質のひとつでもあるインク玉には悩まされます」とも。
スタジオでいくつかの作品を拝見しましたが、息子さん達をモデルにした作品は今一番のお気に入りだそうで、技術以上に子ども達への溢れる愛情が感じられました。
毎日が家事や育児で一生懸命だった桑田さんが、ひとりの女性として見つけたボールペン画。やりたいことを見つけたその喜びが桑田さんの笑顔をより一層輝かせているようでした。
【ボールペン画の依頼】
Tel 080-4264-8081(桑田雅恵携帯)
E-Mail masae.kwd0415@gmail.com
4月3日 ボールペンアート 桑田雅恵さん
2015年4月3日 10:28 AM
- ゲストウィメンズ