今回のゲストは子どもの未来を見据えた保育に力を注ぐ西村恵美子さんです。
現在、一般社団法人もみのき会代表理事という肩書きのもと、広島市西区商工センター内「卸センターもみのき保育園、」広島市西区草津の認可保育園「もみのき園」の園長を務められています。
西村さんの子ども教育に対しての興味は、ご自身の子育て体験から生まれたもので、以前はコピーライター、プランナー、そしてOLとして社会人生活を送られていました。
そんな経歴から、保育という専門の学校を出ているわけではないからこその「視点」を大事に日々子ども達のより良い環境作りに努めています。
園の広告、企画、運営はまさにこれまでの経験が活かされている分野です。
また「子どもを育てる」とは、自ら考え、動ける人への成長を促すこと。主体性を持って人生を歩めるような心を育めるように先生達とのコミュケーションも大切にされています。
「大人になった時の子ども達を想像して、今何が必要かを考えながら、日々の保育を行うこと」これは常に西村さんが園長として先生方に伝えていることで、そこには子どもの個性を尊重することだけでなく、先生の個性をいかすことも忘れません。
そして、「いつ、どんな時でも子どもの手本にならないといけない」という思いを持つことで、自分自身も育てられたように感じられるそうです。
東日本大震災にむけての活動「福島と広島をつなぐ もみのき会」においても、他の場所で起きていることに目を向け、自分に出来ることを考え、手を差し伸べる、関わる。そんな行動ひとつが人としての生きる力の手本となる。
すべては「保育」の基本につながっていると西村さんは語られます。
今どれだけの大人たちがこれほどの責任を持って子ども達に接しているでしょうか。お話を伺いながら、本気で保育、人育てをしようとしている姿に感銘を受けました。
もみのき保育園 mominoki-hoikuen.com
7月10日 許認可保育園・事業所内保育園園長 西村恵美子さん
2015年7月10日 10:28 AM
- ゲストウィメンズ