今回のゲスト大田京子さんは昭和55年より自宅で料理教室を開かれているベテラン講師です。好きな料理を伝えていくうちに、ヨーロッパの長い食文化において現在まで重要な食品として愛されているチーズを知りたいと本場へチーズの旅へ出かけられました。
とはいえ、子どもの頃からパン中心の食生活だったという大田さん。牛乳屋さんの発酵バターをパンに塗り食べたり、高校生になるとアンデルセンの売り場でチーズを眺めていたというチーズは子どもの頃から憧れの食べものだったようです。2000年にはチーズプロフェッショナルの資格を取得。その後はチーズとの相性もピッタリのワインの勉強へつながっていきました。
チーズの歴史は古く、紀元前(一万年前)より存在するそうです。イタリア、フランス、スペインと伝わり日本で庶民が食せるようになったのは戦後のことだそうで、飛鳥時代から平安時代までは貴族のみが食べていた贅沢品でした。
「フランスのチーズは個性的、イタリアは料理にも取り入れやすい食べやすいものが多い。ビタミンC、繊維以外の栄養素はすべて含まれている完全栄養食品なのです。」大田さんのチーズの知識は深くお話もつきません。
教室内でもチーズの楽しい食文化やまつわるエピソードなど奥深い話を毎回ワクワクした想いで生徒さんに伝えられることは本当に幸せと話してくださいました。ワインの知識も加わったことで食の世界がより広がり、これからはチーズとワインの愛好家を広島にもっと増やしていきたいと意気込みます。
現在チーズ検定試験やワインブロンズ、ワインシルバー試験の講師も務められているので興味のある方は是非問い合わせてみてください。
ちなみに大田さんおすすめチーズは、「エポワス」というウォッシュチーズだそうです!
「世界のチーズをおいしく楽しく」を開催中
毎月第3金曜日 中国新聞文化センター「メルパルク広島」にて
(12月はクリスマスパーティー開催)
詳しくは大田クッキングスクールhttp://ootacooking.client.jp/
12月11日 料理教室講師 大田京子さん
2015年12月11日 10:28 AM
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