4月1日(有)リラックス 國政恭子さん

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國政恭子さんは介護・福祉サービス事業を展開する「有限会社リラックス」で障害者、相談支援専門員として活動されています。
リラックスの事業内容は訪問介護、高齢者デイサービス、居宅介護支援、児童発達支援・放課後等デイサービス、小規模保育など数多く、また拠点数も20ヶ所以上あり各地区の子どもや高齢者、その家族が安心して暮らせる街づくりのためのサポートを幅広く行っています。
事業所としてすべてを抱え込むことなく地域全体で障害について知り、理解し支えていくことが大切と考え地域循環型の支援を目指します。そして地域で頂いたものをお返ししていくのだという意識を常に持ち利用者さんと向き合う姿勢は忘れません。
國政さんはホームヘルパーから経験を重ねその後介護福祉士、現在の障害児や障害者への相談支援に至ります。
以前子供服のアパレル会社に勤務していた経験から子どもは大好き、障害児の相談を受けながら子ども達の成長過程を見届けられる仕事にやりがいと責任を強く感じられています。
また目の前に起きることだけでなく、子ども達の先を見据えた関わり方の重要性を家族とともに真剣に考えます。国の定める介護制度が変化する状況で、現場に起きる実情とのギャップに悩みながらも、自分達の成すべきことは何かと尽くそうとされている姿勢には頭が下がる思いがしました。
今後は障害者への理解を求めることの中に、企業への障害者雇用のアプローチを積極的に行っていきたいと國政さん。対外的なイベントなどを通じて誰もが気軽に立ち寄れる場所を作り、理解へ向けてより多くの発信が必要であると話してくださいました。
今後益々必要とされる介護・福祉事業、こうして地域循環型の支援がより深く、強くなっていくことを期待せずにはいられません。
有限会社リラックス 
http://www.relaxcare.jp