今回のゲストはHolly行政書士事務所 特定行政書士でもあり「一般社団法人 広島県セクシュアルマイノリティ協会」の監事を務める野元惠水さんです。
セクシュアルマイノリティ協会とは性同一性障害や同姓愛者などの性的少数者(LGBT)たちが結成した団体で、当事者同士のつながり、サポート、理解者を増やすための活動を行っています。
野元さんがこの支援活動を行うきっかけになったのは、友人であるオーストラリア女性から息子がゲイであることを知らされ、ブラジル人パートナーとのパートナービザ制度手続きの支援を依頼されたことでした。
国によって全く異なる法的制度、困っているLGBTの人達の支援をすることが自分の仕事なのかもしれないと学びを深めてこられました。
交流会などで当事者の方達の声を聴くなかで、「きっとわかってもらえない」と諦め孤独に生きている現状を知り、理解者がいることを伝え広げていくことが必要であることを実感されたそうです。
「レインボーバタフライプロジェクト」活動では多様性を示す6色の蝶型のバッチやステッカー、メッセージカードを無料配布して理解者(ALLYアライ)を増やし、また当事者へ向けた意思表明のひとつとして役立てたいと精力的に展開しています。
左利きである人の割合と同位のLGBT該当者がいると言われている現代で、私たちは日頃から男性を「彼」、女性を「彼女」と呼ぶことを当たり前とせず、また性的な話題を面白おかしく話題にしないなど、周囲へ配慮した言動を意識する必要があると野元さん。
お話を伺いながら同感すると同時に「異なる個性をもつ私達一人ひとりが尊い存在」であることを強く認識することが出来ました。
野元さんの思いがもっともっと広がっていきますように!応援しています!
広島県セクシュアルマイノリティ協会(カモ?Cafe)
LGBT支援法律家ネットワーク編著「セクシュアルマイノリティQ&A」
http://www.koubundou.co.jp/book/b227034.html
LGBT支援 Holly行政書士事務所