人生の最後を迎えるにあたっての準備や葬儀のやり方など、いま『終活』に対しての意識が高まってきています。
ゲストの西村さんは終活カウンセラーの資格を取得し、以前大手葬儀会社に勤務していたご主人が独立後に立ち上げられた会社でその知識をいかしお客さまのサポートを行っています。
会社の運営する葬儀では、故人のみならず残されたご家族のことを配慮した対応を心がけ、最初から最後まで誠心誠意、温かい気持を持って携わります。
また、広島ではまだ馴染みが少ない「海洋散骨」。これはパウダー状にしたご遺骨を船上から大自然の命の源、母なる海に還す納骨に代わる供養スタイルで、今後広がりを見せそうです。規則、独自のガイドラインに基づいて行う信頼できる供養とあり、毎回散骨後のご親族の皆様の晴れやかなお顔はとても印象的と話してくださいました。
『終活』においては、亡くなられた後より「生きている今」を知ることが重要と西村さん。「終活とは、人生の終焉を考えることを通じて、今より良く自分らしく生きる活動」(一般社団法人終活カウンセラー協会の定義より)の言葉を知ることで、興味のない方にも知っていただきたいという思いが強まり、現在セミナーやイベントも積極的に主催しています。
少子高齢化、ライフスタイルの変化からこれまでのやり方では通用しなくなり、様々な問題が出てきているなかで、私たちに出来ることは「まず知ること」。
自分の場合は…と課題を洗い出し、考えることが重要なようです。
自分の終わりを考えるなんて縁起でもないと目を背けるのではなく、いまを生きるために、残された人が困ることなくしっかり受け継いでいけるように出来ることから初めていきたいと思えました。
西村さんの活動の更なる飛躍が期待されます。
【終活セミナー開催】
日時:2017年1月20日(金)13:00~15:00
会場:Le・Reve八丁堀(広島市中区八丁堀1-8エイトビル2階)
参加費:無料
お申し込み:090-6400-1230(担当西村)
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