着物姿でお越しいただきました藤間流師範の藤間京梅(ふじま きょううめ)さん。本名は梅口忍さん。舞踊家として、また日本舞踊教室の先生として活動されています。
日舞の流派は全国的にも50~60と数ありますが、藤間流は5大流派のひとつで歌舞伎役者でもある家元からの流れを組んでいるため、おおまかで、かっちりした舞踊が特徴のだそうです。
藤間京梅さんは幼い頃から日舞を習い、結婚・子育ての時期を経て本格的に再開後これまで多くの御弟子さんを指導されてきました。
お稽古では姿勢や所作はもちろん、振りつけを覚えないといけないこともあり集中力と忍耐力が養われます。また仲間とのコミュニケーションは楽しく、練習後のひとときは皆の楽しみの時間です。
主催の大舞台も定期的に企画されますが、数人でボランティアとして施設を訪問し披露することもしばしば。艶やかな衣装と華やかな舞に利用者さんの表情もぱっと明るくなり、喜んでもらえることもやりがいのひとつとおっしゃっていました。
年齢を重ね、舞踊家としても指導者としても大変なこともあるようですが、日本の伝統文化の継承のためこれからも出来る限り頑張っていきたいと藤間さん。気さくで明るく人懐っこいお人柄が可愛らしく、同姓から見てもとても魅力的な方でした。
【教室開催日】
広島市中区十日市町 本川集会所 第1,2,4火曜日 13:00より
広島市安佐南区 東野公民館 第1,2,3金曜日 13:00より
安芸高田市 八千代教室 第1,2,3木曜日 9:00より
※見学可 お問合せ 090-1185-2928(藤間京梅 携帯)