6月23日<役者として演劇、朗読の舞台出演>藤丸範子(ふじまる のりこ)さん

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ゲストは広島を中心に演劇、朗読など様々な舞台に出演されている藤丸範子(ふじまる のりこ)さん。現在小学校3年生、中学2年生のお母さんでもあります。子どもの頃から演劇は大好きだったという藤丸さんは、高校2年生のとき「ピースチャイルド95’」に参加したことがきっかけで短大から劇団へ入部。卒業後も仕事をしながら役者を今に至るまで続けてこられました。

子育てしながらの活動にはご苦労もあったようですが、家族の支えが大きな力となったようです。

これまで多くの舞台を踏まれた中で特に思い入れの深い舞台「演劇引力ひろしま」これは広島の演劇人を育てる目的で企画、演出など東京のプロによって作り上げられる本格的な舞台です。

キャストとして出演するためのオーディションからはじまり、各役割でのプロの活動ぶりを目の当たりに出来る刺激的な機会でもあったようです。

演劇には演じる側、観る側にとって様々な魅力がありますが、日常にもとても役立つと藤丸さんはおっしゃいます。作品を作るために必要なことは、立ち位置、台詞、他の役者さんとの兼ね合いというまさに「人との関わり」。それは自分を知り、相手を知ることにつながるコミュニケーションの最たるものです。

母となった藤丸さんは、演劇をもっと身近なものとして感じてほしいと子ども達に向けて楽しめるものを積極的に参加されています。

これまで11年続く「おはなしおんがく」「おんがくのおもちゃ箱」などクラシックや有名なお話を子ども達にわかりやすく紹介する舞台は家族そろって楽しめます。演じることを楽しみながら、その楽しみを多くの人達と共有したいという藤丸さんの想いが、これからの広島演劇を盛り上げる力となることに期待しています。

「おんがくのおもちゃ箱」

日時:7月15日(土)14:00開演

場所:広島市安佐区民文化センター(TEL082-824-1330)

問い合わせhttp://www.cf.city.hiroshima.jp/aki-cs/event/index.html