現在、中国・九州地方を中心に店舗を拡大している「田頭茶舗」。
お茶を中心とした商品、スイーツを提供するカフェです。
ゲストの吉長邑彩(よしなが ゆい)さんは今年で創業88年になる田頭茶店の3代目として10年前に引き継ぎました。店を引き継いだ当初は、経営は想像以上に厳しい状況であったものの、何とか復活させるべく無我夢中でお茶について学び、あらゆる場所で試飲会を開きお茶の可能性を追い求めてこられました。
6年前にオープンした広島市金座街の日本茶カフェ「田頭茶舗」オープンは、吉長さんにとって新たな挑戦でもありました。
日本の文化であり、体にも良いとされるお茶を使ったスイーツの開発。日本の伝統的な食材であるこんにゃく、竹炭、米粉、雑穀などをお茶と組み合わせ現代人のニーズにあった商品を数多く生み出すオリジナリティにとんだ展開はまさに目を見張ります。
また吉長さんのこれまでの人生もまさに波乱万丈。
何度となく突きつけられる厳しい現実に、くじけそうなこともあったそうですが、持ち前の明るさと行動力、「人生は思いどおり、思わないことは実現しない」という強い信念で乗り越えてこられました。
そして何より、お客様のため共に働くスタッフの喜ぶ顔を見たいという強い思いが吉長さんの一番のエネルギーとなっているようでした。
夢は世界中にスターバックスのような日本茶カフェを展開すること。
その思いが実現することを心から祈っています!