現在テレビ、雑誌、商品開発などで大活躍のフードコーディネーター山本恭瑚(やまもと きょうこ)さん。
33歳から料理教室を開き、以来30年に渡り「食」に関わる活動を展開されています。はじまりはフランス菓子、菓子材料会社の方から講師になることを勧められたことからでした。
知識や経験を積むうちに本当のフランス菓子を知りたい、確認したいという思いが膨らみフランスへ行くことを決められました。渡仏前3年間はフランス語を猛勉強、パリの地図もインプットして臨まれました。
観光客としてではなく、滞在してフランスの人、文化、暮らし、食について肌で感じとる生活を続けられ15年、1年に3回は訪れられていたそうです。
パリ生活に魅了された山本さんは、自分ひとりで楽しむのはもったいないとアパートを借り、日本から多くの人を引き連れコーディネート。
多くの人と一緒にフランスで見聞を広げてこられました。
ただ料理を作り食べるだけでなく、料理を通して出会う人、モノ、場所、考え方などすべてを受け止めて人生をおもいっきり満喫されている様子が印象的でキラキラして見えました。
3年ほど前にはフランス語で「これ好き!」という意のエッセイ&レシピ本『J’aime Ça(ジェムサ)』を出版。AmazonランキングでNO.1を獲得された人気本です。
今後は「残る料理」を作っていきたいと言われる山本さん。料理は食べてしまえばなくなってしまいますが、作ったモノが全国各地に届けられるオリジナルの商品開発に力を入れていきたいそうです。
「ずっとやってみたかったこと!ずっと夢をみること!必ず実現します」山本さんとのお話は「夢は叶えるもの」を実感した時間となりました。
Studio griotte(ステュディオグリオット)