鮮やかなピンク色のTシャツでお越しくださいました、山野節子さん。Tシャツは活動のひとつでもある南相馬ボラバス応援隊にユニフォームだそうです。この活動では、ボランティアバスで福島に出向き、そこにいる人達とレクリエーションを通じてふれあい、笑顔を届けています。
山野さんは30年以上に渡りレクリエーション指導のプロとして、地域の子ども会、公民館、野外活動、PTC、最近では包括支援センターなどあらゆる場所で集団遊びの楽しさを伝え広げています。
またインストラクター育成といった後進の指導にも励まれています。
人との関わりは生きている限り切っても切り離せないものですが、最近では他人とのコミュニケーションを苦手とする人も増えているようです。子ども達も遊び方を知らない、教えてもらえてない、そんな機会も時間もないのが現状です。そんな中、山野さんは紙飛行機・パタパタ鶴・ブンブン駒・広告をちぎってパズル競争するなど身の回りの物で楽しめる遊びの智恵を伝授してくれます。
皆で夢中に取り組むうちに育まれる人との自然な関わりから私達は生きていく上で大事な何かを学び得ることが出来るのです。
「体を動かした後は頭がやわらかくなり、気分もスッキリしますよ」と山野さん。子ども達から愛称の「やまんば」と呼ばれると俄然やる気が出てきます。山野さんのいるところには人の輪と笑顔で溢れています。
これからも元気パワーを多くの人に届けてほしいですね。
「スポーツレクリエーションフェスティバル」開催
日時:10月8日(日)
会場:広島広域公園陸上競技場「エディオンスタジアム広島」