9月1日<広島県自主防災アドバイザー、女士和活防災リーダー>横山ゆかり(よこやま ゆかり)さん

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2014年8月20日に発生した広島市豪雨土砂災害で被災された横山ゆかりさん。

子どもを連れて避難や避難生活を経験したことから災害への危機意識、防災教育の必要性を感じ広島県自主防災アドバイザーの資格を取得されました。

また広島市防災士を取得した女性達による「女士和活防災」のリーダーも務め周囲や生活・将来へ調和を創り活かす防災を目指し、女性目線で日常の中で楽しく防災への意識を持てる活動を行っています。

中でも避難行動訓練EVAG(イーバッグ)体験勉強会は大変興味深く、自分以外の他人になりきり災害が起きた場合のシュミレーションをゲームとして体験します。他人事を自分事として捉えられたとき本当に自分にとって何が必要なのかが明確になり、「あーすればよかった」ではなく、「こうしておいてよかった」という結末を迎えるために日頃からの備えがいかに大事かを体験できます。

防災グッツは旅行に行くつもりで自分にとって必要なものをバッグに詰めておけばいいと横山さん。

自身も簡易トイレや畳一畳ほどのアルミ箔、笛付きネームホルダーなどを透明のポーチの中に普段から常備し、普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使用後は使用分だけ新しく買い足していくことで常に一定量の食料を家に備蓄しておくローリングストックも実践されています。

何より地域に方々との交流を深め、いざという時に助け合えるコミュニティーを築いておくことも大切とされ、現在の住まいである横川地区の公園花壇の維持活動も行っています。

お話の中で横山さんの防災への取り組みは、とても現実的で実践的なものだと感じました。これからより多くの人や地域へ広がっていくことを期待しています。

女士和活防災 https://jyoshiwakatubousai.amebaownd.com/

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