12月28日〈診療放射線技師〉小濱千幸(こはま ちゆき)さん

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小濱千幸さんは、JA広島総合病院に入職以来、診療放射線技師として40年。16年間放射線科科長として勤務されるなかで様々な経験を積んでこられました。

就職した頃は、女性の放射線技師は県内でも10名。放射線技師の認知の低さも加わり男性社会の技術職として働くには大変厳しい環境だったそうです。

それでも女性としての本分があると思い続け「たおやかに凛として」をモットーに勤めてこられました。

数ある放射線技師の役割のなかでも小濱さんの専門はマンモグラフィーです。

医療機器の精度の向上もありますが、常に技師としての技量を深めること、患者さまとのコミュニケーションには事欠くことはありませんでした。

医師の写真読影にも、病の早期発見にとっても放射線技師の持つ役割と責任は私たちが考える以上に大きなものです。

そんな小濱さん、今年2018年春に定年退職を迎え新たな人生をスタートされました。Additional timeという屋号のもと、趣味の写真や中国茶講座のプロデュースを楽しまれています。Additional timeを小濱さんはおまけの時間、与えられたご褒美の時間と捉え、これまで出来なかったことにチャレンジしながら有意義な時間を過ごしていきたいと考えます。

働く人にとって「退職」はひとつの区切りです。人生を山登りで例えると退職後はいつ、どこへ向かって山を下っていくのか・・・と問われることもありますが、小濱さんは気持ちを切り替えてこれからも人生の山を登り続けていきたいと語られます。本職に趣味に「やりたいことが沢山あります。時間が足りなくて~」と言われる小濱さんの眼差しはとても輝いて見えました。

2019年11月中国茶セミナー開催予定

小濱千幸Facebook  https://www.facebook.com/chiyuki.kohama

小濱千幸インスタグラム https://www.instagram.com/mgnolia3118/