2017年にエッセイ「究極の自己満足」を出版された野田夏梨さん。
その才能は多彩で、エッセイストであると同時にアクセサリーデザイナー、イベンターとしても活動されています。
エッセイ「究極の自己満足」は自身の経験や体験に基づいた内容です。
幼少期から独身時代の旅先でのこと、家族、子どものことなどが読みやすいように項目ごとに短く区切られ綴られています。
淡々とした語り口でありながら言葉選びのセンスが光る、野田さんの文章から読者が自身の思考を巡らせる作品です。
すべては経験。
野田さんの人生のストーリー展開は目まぐるしく変化してきたものの「何をしても自分がやりたいと思ったこと、何も関係ないことが役に立つ」と言われます。世界一周旅行でイベントの企画やノウハウを知り、イタリアンレストランでの通販サイト、販売担当になったことから写真やウェブサイトの仕組みを学ぶなどすべての経験がその後の活動に繋がってきました。
今は子育てをしながら、理想の母になれない自分を受け入れつつ、子ども達との時間や関係を築きながら働くママとしての経験を積まれています。
今後は自分と同じように出産を機に一線を退いている女性達が集う場所、家で出来る仕事を作っていきたいそうです。
きっと人生に起こることを野田さんならではのフィルターでプラスのエネルギーに変換して、様々なツールで表現していかれることでしょう。
野田さんの未来、とても気になります。
エッセイ「究極の自己満足」
https://www.akin-do.com/ultimate-self-satisfaction/
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