3月22日〈早産児・低体重児・未熟児ママ交流サークル「しずくの木」代表〉漆畑希望(うるしばた のぞみ)さん

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漆畑希望さんは様々な理由で小さく生まれた赤ちゃんを持つお母さん達の交流会を開催しています。いま赤ちゃんの20人に1人が早産、つまり妊娠37週という正産期を待たずに生まれてきます。また37週は超えたものの2500gに満たない低体重児として誕生する赤ちゃんもいます。

漆畑さんご自身も次男さんを未熟児として授かったお母さんのひとりで、当時は早産したことに対して自分を責める時期もあり、そういった経験が今の活動に繋がりました。

成長過程においても同歳の子どもに比べると小さいことや、子どもに対する他人の何気ない言葉に落ち込むなどお母さん達の心情は計り知れません。

小さく誕生した我が子を育てていく上で日々沸き起こる想い、不安や心配、悩みなどを聴いてもらえる唯一の場が「しずくの木」です。

子育て支援の場はいろいろありますが、「ここに来るとホッとする」と安心感を覚えるお母さん達でいっぱいです。

漆畑さんは、同じ悩みを持つお母さん達にサークル活動を知ってもらうために昨年はじめて「早産児・低体重児の写真展」を開催しました。

子ども達一人ひとりの誕生時と今が写真として展示され、元気に成長した様子に子どもの持つ生命力の大きさを感じることができたそうです。

今年も11月17日の世界早産児デーに開催予定です。ひとりでも多くのお母さん達に「しずくの木」の活動を届けたいと話してくださいました。

早産児・低体重児・未熟児ママ交流サークル「しずくの木」

https://ameblo.jp/shizukunoki/