中四国初の認知症専門老人保健施設に勤務、以来認知症の方への作業療法を中心に約30年の経験と実績を持つ牛尾容子さん。 作業療法士として延べ1000人の認知症の方と関わりながら意欲と笑顔を引き出すことで、自らも癒されていることに気づくことが出来たそうです。 2017年に退職後も地域・教育活動など精力的に展開。 広島県からの推薦を受け取得した認知症介護指導者として県内外で研修講師、全国横断認知症啓発マラソンRUN伴の広島県代表としての活動、また介護予防事業に参画し、「いきいき百歳体操」を広島カープとジョイントして企画提案、事業化されるなどその活躍ぶりには目を見張るものがあります。 超高齢化社会の日本、認知症の方や予備軍も4割と言われるなか、歳を重ねることをネガティブに捉え問題視しがちなイメージをポジティブに変換するきっかけになればと昨年企画した65歳以上のシニアファッションショー「夢コレクション」は大好評でした。 当日に向け5回の講義を用意して取り組んでもらったことも参加者同士のコミュニケーション深める良い機会となったようです。 93歳の女性が赤いワンピースを着こなし歩く姿に、当事者も見学者も大きな希望と勇気を得ることができました。 「歳をとっても、認知症になっても大丈夫と思える世の中にしていきたい」 「認知症になっても人生は楽しい、希望を持って生きることができる」という願いを託し、これからも牛尾さんの更なる活動が続いていきます。 牛尾ようことハッピーエイジング東広島を作る会 https://ameblo.jp/yokoushio714/
4月19日〈エスティーム 代表、作業療法士〉牛尾容子(うしお ようこ)さん
2019年4月19日 10:28 AM
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