一人ひとりの暮らしに寄り添う片付けを伝える「片付けコンダクター」橋本裕子さん。どんな暮らし方をしたいのかをイメージした上で片づけるライフオーガナイザーの考え方をもとに活動されています。
「パーソナル片付けレッスン」「片付け講座」や情報誌での片付けコラムの連載、そして今年2月には著書「片づける力をつける」を出版されました。
20年間の会社員生活、結婚後も共働きをしていた橋本さん。時間さえあれば片づけられるはずと思っていたものの仕事を辞めても片づけができないことに途方にくれ、ライフオーガナイザー協会の認定講座を受講されました。
その後、コツコツと自宅の片づけを積み重ねていく中で得た気づきやコツを悩んでいる方へ伝えたいと活動をスタート。
ご自身の生活においても、今までの一方通行的な片づけから家族目線に立ち「何が大切なの?」「この部屋で何をしたいの?」などご主人や子どもへ声かけをしていくことでコミュニケーションもスムーズになったそうです。
片づけは家族との関係性にも大きく影響しているようです。
橋本さん曰く「片付けができるとは、暮らしの変化に合わせていけること」
片づけ方だけを学ぶのではなく、生活の変化に合わせて自分なりに工夫が出来る、やり方を見つけていくことが大事です。
著書「片づける力をつける」では、日常よくある「困った」を解消できるヒントや工夫がわかりやすくまとめられています。
まずはお家の一部分を片づけることからはじめてみるのもいいかもしれません。
著書「片づける力をつける」(ダイヤモンド社)
思考と空間のお片づけ~暮らしのはこ~