7月19日〈広島東洋カープ 球団オフィシャルカメラマン〉山邉久美(やまべ くみ)さん

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高校3年間写真部で培った技術をもとに、卒業と同時にカープ球団へ入社。球団初のオフィシャルカメラマンとして今年で8年目を迎えました。

当時、野球についてはあまり詳しくはなかったそうですが、はじめてカープ観戦したときの空気感、性別・世代を越えて人を引き付け、人をつなぐカープに感銘を受け、その歴史やファンの姿、想い、移り変わるマツダスタジアムを写真で残していく役割を担えるならとカメラマンを志望しました。

山邉久美さんが入社した当時のカープはまだ低迷時。空席のない客席を探しながらの撮影には苦労したものの、2014年からみるみるうちに観客数が増加、スタジアムも熱気に溢れていきました。そして2016年、待ちに待った25年ぶりのリーグ優勝。ファインダー越しに見たその景色は今でも忘れられません。

カープと共に歩んできた7年間、今ではファンの方からの応援の言葉に励まされているそうです。山邉さん自身が心動かされたコトやモノを写真や文章で紹介するカープ公式サイト内「やまべが行く」も好評で「知り合いが写っている!」と喜ばれる県外ファンの声に、自身の役割の大きさを実感しています。

また「来場者フォトコーナー」は、その日のテーマにあった人を被写体として撮影するもので、サイト内でテーマをチェックして是非声をかけてほしいと山邉さん。

撮影するファンの笑顔が勝利へのエネルギーとなるよう、今日も山邉さんはカメラを片手にスタジアムを駆け巡ります。

カープ公式サイト https://www.carp.co.jp/

「やまべが行く」 https://www.carp.co.jp/photo/index.html