主婦として発酵食品の魅力を伝える自称「発酵マニア」の山田明子さん。
発酵食品の研究を行いながら、自宅やカフェでワークショップを行われています。
山田さんは、娘さんにアトピー性皮膚炎と食物アレルギーがあったことにより食品表示の確認や手作りパンを作るなど「食」に対する高い意識を持たれています。パン作りでは自家製天然酵母を育てる中で微生物の存在に気づき、膨らんだり固まったりなど見えない菌の営みが可視化される瞬間に感動して発酵の面白さに引き込まれていきました。
私たちの体にも菌は生きており、バランスよく互いにWinWinの関係であることが大事、微生物のチカラを借りれば美味しい発酵食品を自分で作ることが出来ると山田さん。
発酵調味料の醤(ひしお)、発酵バター、納豆、漬物などレパートリーも多く、開催されるワークショップも毎回盛り上がります。
番組で熱く「菌」「発酵」について語る姿は、いきいきとされてとても印象的でした。
発酵マニアとして活動されている山田さんですが、主軸は「主婦」であること。
主婦とは家庭の文化を作る素晴らしい職業。
親にしてもらったこと、教えてもらったことを自分の子どもに伝え繋いでいく「文化の継承こそが母親の役割」と、まさに日本の食文化「発酵」を愛する山田さんならではの言葉だと感じました。
今後も参加者の皆さんとの時間を醸しながら、自分の人生も発酵させていきたいと山田さんの人生はさらに味わいを増していきそうです。
【発酵バター作りワークショップ】
日時:1月27日(月)
場所:カフェ ガチャマナ(広島市西区草津本町)
お問合せ:山田明子blog「ふくらむ ふくらむ まほうのて」