西浦幸世さん。こちらの子ども食堂は、お店の営業中であればいつでも子ども達は100円で食事ができるというスタイル。食材はスーパーからフードバンクサポートを受けて調理されています。
西浦さんはお店をご主人とオープン後すぐにSNSで子ども食堂のことを知り、提供できる場所がある、料理が作れる、自分でも貢献できるのではないかと始められました。
店内では夕食時になると常連のお客様と子どもがテレビを見ながら一緒に笑い、話しとても賑やかです。子ども達には必要以上に干渉することはせず、親御さんのことを認識していなくとも子どもであれば誰でも温かく迎えてくれます。
「今のお母さん達はとても忙しい。疲れているときには今日はお店で食べてきて!」と子ども食堂を気軽につかってもらえればと西浦さん。学校での出来事を話してくれる子ども達、時にはお母さん達のお悩みを聴きながら良い交流が広がっています。
最近では学校帰りの子ども達が店頭に並べたフードバンクの野菜を持って帰ることもあり、ランドセルを背負った子どもが大根を抱えて帰る姿は本当に微笑ましいそうです。
今後は子ども達だけではなく、高齢者の方々にも気軽に来てもらいたい。
子育て・高齢者支援を地域みんなで取り組んでいく気持ちを大事にしながら、今日も西浦さんはお店で美味しいご飯を作って待ってくれています。
光町子ども食堂