広島市西区井口台の自宅工房で、”Bean to Sweets”を掲げカカオ豆を自家焙煎してスイーツを製造する小原由紀さん。
ガーナ・ハイチ・ベトナムなど様々な産地のカカオ豆から作るチョコレートや焼き菓子は、甘みと苦みを合わせもった味わいと、カカオポリフェノールを含んだ体に嬉しいスイーツです。カカオポリフェノールは血管を広げる作用があり、血圧を落ち着かせ、ダイエット効果があるスーパーフード、薬剤師でもある小原さんの言葉ともあって説得力も増します。
スタジオではチョコレートの原料、ガーナ産のカカオ豆を砕いたカカオニブを試食しました。香ばしさと噛みしめるほどに渋みと甘みが感じられますが、後味はスッキリ。サラダやステーキソースなど様々な料理にも活用できるそうです。
活動のきっかけはご主人がジェラートの製造・卸販売をしている過程で”Bean to Barチョコレート”と出会ったことでした。すべて独学だったため、商品になるまで試行錯誤の繰り返しでしたが、今では「美味しい」とマルシェ等のイベント会場まで訪ねてもらえることがとても嬉しいそうです。
ブースに来られるお客様、他出展者とのやりとりも新鮮で「仕事場外でのコミュニケーションは仕事にも役に役立っています」と小原さん。
これからも美味しいカカオ豆で多くの人の健康をサポートします。
薬剤師と広島カカオでのスイーツ製作・販売、一見多忙なように見受けられますが本業に好きなことをプラスアルファした現代の働き方のひとつですね。
ゆったりと自分のペースで毎日を楽しまれている生き方、見習いたいと思いました。
尚、番組内で紹介した、小原さんが参加を予定されていた「あすなろベイキングカンパニー」のマルシェ(3月14日)は、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、中止が発表されました。ご了承ください。
【広島カカオ】
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