骨髄バンクの広報普及活動、移動献血バスと一緒に骨髄バンクドナー登録会を開催。登録から提供までのプロセスなど説明される他、骨髄バンク説明員養成研修も行われています。最近では血液の病気で療養中の著名人がメディアに取り上げあれることもあり、骨髄バンクへの認識は高まりドナー登録は増加傾向にあるそうです。とはいえ実際に移植されている確率を考えると十分とはいえず、引き続き積極的な普及活動が求められます。
広畑紀子さんが活動を始められたのはまだ骨髄バンク制度の確立されていない32年前。地元ニュース内で「僕には間に合わないかもしれないけど、この病院に入院している多くの患者のために骨髄バンクが必要だ」と広島県で最初に骨髄バンクの必要性を訴えられていた当時原爆病院の患者だった「新居 勉」さんの崇高な言葉と気持ちに感銘を受けられました。白血病は治る病気だと知った広畑さんは翌日すぐにドナー登録され、骨髄バンク制度成立に向けた署名活動に参加することになりました。
これまで多くのドナーさん患者さんと出会い、いくつもの喜びや悲しみを味わってこられた広畑さんは、献血や骨髄バンクを他人事と思わず自分や自分の大切な家族や友人のこととして考えてほしいと言われます。
広畑さんの次男さんはこれまで2度提供を実現されたバンク登録者です。
提供者の実情やその家族としての想いも理解されている存在として、これからも一人でも多くの患者さんのために精力的な活動は続いていきます。
〈献血&骨髄バンクドナー登録会開催〉
3月6日(金)JA尾道・ええじゃん尾道店(9:30~16:00)
3月14日(土)献血ルームもみじ(10:30~16:30)
日本骨髄バンク https://www.jmdp.or.jp/