ボランティアをはじめて23年。阪神大震災後、仮設住宅の方々を広島へ招いた際のサポートから日赤小児科の癌病棟でのボランティアなどこれまで関わった活動は多岐にわたります。現在はコロナで休止中ではありますが乳児院でのスキンシップボランティア、留学生在籍校へ出向き日本語指導等を行われています。
「はるかぜ」設立のいきさつは、当時子どもが通う中高一貫学校のPTAで親しくなった親同士が卒業後も付き合いを継続したいという声が上がり、すでにボランティアを経験していた佐藤さんの提案で「主婦が出来るボランティア活動」をはじめることになりました。そのため、資金や財源、支援組織なしで長年活動されています。
乳児院での活動は乳児期に心身の発達に必要なスキンシップボランティアを謳っていますが、毎回子ども達の笑顔に癒され「逆にボランティアをしてもらっています」と佐藤さん。また、日本語ボランティアでは学校のカリキュラムにのっとり日本語や文化などを伝える中で、入学当初は名前しか言えなった高校生の成長過程を見ることに喜びややりがいを感じています。
活動中には、佐藤さんご自身にも辛いこと、悲しい出来事がありましたが、ボランティアで接する子ども達の笑顔に幾度となく励まされてきました。
「ボランティアは子育てと同じように、親が育てているつもりでも親にさせてもらっているように学ぶことが多く、成長させていただいています」と佐藤さんはボランティアを通して多くのものを得てこられたようです。
現在ボランティアのメンバーが少ないことが課題です。気軽に参加できますので、興味のある方はどうぞお問合せください。
【日本語ボランティア】
実施日:毎週土曜日 10:00∼12:00
会場:広島市留学生会館(広島市南区西荒神町)
【乳児院ボランティア】※現在コロナのため、休止中
実施日:毎週水曜日 11:00∼13:00、13:00∼15:00
会場:社会法人広島修道院・乳児院(広島市東区尾長西)
〈ボランティア希望の方〉
お問合せ先:「はるかぜ」メールアドレスharukaze@feel.ocn.ne.jp